アムステルダムにて その1
クリンティン・タランティーノ監督の映画『パルプフィクション』の冒頭部分で、ギャング役のジョントラボルタが、アムステルダムとアメリカの違いを熱く語っている。
アムステルダムに関する情報は、14歳の頃みたこの映画で語られていることだけだったかもしれない。
コーヒーバーのこと、マクドナルドのこと、ポテトにマヨネーズをディップする…などなど。笑
ヨーロッパの主要都市というと、日本人ならまず「ロンドン、パリ」(いわゆるロンパリ…笑… これって死語?)が思い浮かぶだろう。
僕なんか完全にそうで、アムステルダムがこんなにもヨーロッパ人にとっての一大観光都市でもあり、ロンドン、パリに続く主要な都市というイメージはなかった。
理由はよくわからないが実際に来てみると、とても居心地が良い。個人的にはパリよりアムスの方が好きだ。なぜだろう。
僕は身長183cmで日本人の中では高身長の部類に入る。オランダ人はとにかくデカい。現地で借りたレンタサイクルも見事にオランダ人サイズで、僕にぴったりだった。
「ちょうど引っ越したばかりで、以前住んでいた空っぽのアパートがまだ契約残ってるからそこに滞在してもいいよ!」
と声をかけてくれたのがジュリアさん。
この「Empty House (空っぽの家)」に3拍させてもらったのだが、これまた立地が最高で。アムステルダム中央駅から自転車で10分くらいの閑静なエリアにそれはあった。
山の上に住んでいるせいか、水辺の街の雰囲気は良く感じられた。
レンタサイクルでフラットなアムステルダムの街をぶらぶら散策した程度だが、なぜか記憶に残っている。
主要な観光スポットは自転車でさらっと通ったくらいだが、それで十分だった。
とにかくアムステルダムは僕のお気に入りの街になった。
おススメは対岸に運んでくれる、無料の交通機関のフェリー。気分爽快です!!!