台湾のフットマッサージ(足つぼ)に行ってみた。。。
高野山では12月~2月は閑散期となる。
高野山で商売をしている人は大半が1月にまとめて休みをとる。
今年は、僕もそれに習って院を長めの休みにした。
そして、実家(東京八王子)から高野山に帰る間に台湾旅行をはさんだ。
仕事柄、台湾の足つぼマッサージには興味があったし、そこから何か学べるものがあれば。。。
と考えていたので、今回、いくつかのお店(台北)に行ってみた。
おばちゃんは事あるごとに「気持ちいい?(笑顔で)」ときいてくる。
肩周辺のマッサージの最中、耳元で呟かれたときは「ハッ」とした。笑
値段は60分 – 3000円 前後が相場。
率直な感想としては、僕はちょっと期待しすぎていた。(残念… 涙)(まぁ、値段も値段だからこんなもんか。。。)
がっかりした点 その1、「ビニール手袋が刺さる!」
台湾では、(僕の行った店ではどこも)ゴム手袋をはめて、クリームを「これでもかっ!」ってくらい塗りたくってマッサージをする。
このゴム手袋が、ピタッとしたものではなく、指先に余裕のあるようなタイプ。 この余り部分が刺さる!!!
これには本当に驚いた。笑
地元、西八王子の駅すぐの、中国人のマッサージ屋はゴム手袋なんかはめてない。
値段も似たようなもんだ。これなら日本で受けた方が良い。
ここは改善願いたい!!!
足つぼといっても、ふくらはぎ周辺もがっつりクリームを塗りたくって、揉みほぐす。
がっかりした点 その2、 「とにかく機械的!」
一応、同業者でもある僕からすると、相手の身体を触っていると直感的に、自然に
「あっ、この人はここが悪いな。 ここが硬いな。 ここのバランスが悪いな。 ここがゆがんでいるな。」
っていうのが経験的に解る。そして、それがマッサージに反映される。
だがしかし、、、 ここでは、そういったこと気にしている様子は全くない。
ただただ機械的。
一緒に行った友人は、蒸しタオルで足を巻かれた時が一番気持ちよかったと言っていた。
がっかりした点 その3 「持続圧がない!」
「持続圧」っていうのは、圧を加えたらしばらくそのまま圧を加え続けること。
マッサージにおいては、さすったり、揉んだり、叩いたり、とテクニックは色々あるのだけれど
この「持続圧」っていうのは意外と重要。
これが要所要所にないと物足りなくなる。
禅指圧の増永先生はこの「持続圧」っていうのを重視しているし、
呉竹指圧の岡本先生も、この「持続圧」を患者にしっかり行えるように、細かいこと(フォーム)
に言及している。
台湾のフットマッサージ(僕が行った台北市内のいくつかのお店)では
持続圧的な要素がなく、残念だった。
次回、台湾に行くときは、もう少しちゃんとリサーチして行こうと思う。
まあ、日本でもそうだけど、こういうリラクゼーション系のお店、治療院も、病院もだけど、
実際に行ってみないとわからないものだ。
ホームページが良くできていても、中身が伴っていないところもあるし、その逆もしかり。
色々勉強になりました!